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AGA都市伝説

【AGA都市伝説】ハゲる原因はオナニー!?男性ホルモンは増えるのか

よくネットを見ていると、「オナニーしすぎるとハゲる」「育毛のためにはオナニーしない方がいい」なんていう書き込みをよく見かけます。

それ本当?と思いながらも、AGAは男性ホルモンが影響しているのでなんとなくそうな気がしてしまいます。

この内容は果たして「AGA都市伝説」なのか?

はたまた正しいのか?

検証していきたいと思います。

まずハゲる原因の男性ホルモンを正しく理解しよう

ハゲる原因は男性ホルモンにある、というのは割とみなさんご存知だと思います。

でも毛根に悪さをするのは、ただの男性ホルモンではなく、悪玉男性ホルモンだということまで知っている方は少ないのではないでしょうか?

普通の男性ホルモンは、テストステロンと呼ばれるものです。

このテストステロンそのものは直接ハゲる原因にはなりません

このテストステロンが悪玉男性ホルモンに変化したジヒドロテストロンが毛根にある毛母細胞に悪さをして、ハゲてきてしまいます

これ、ご存知でしたか?

つまりハゲる原因は、男性ホルモン(テストステロン)にあるのではなく、変性した悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)にあるということです。

なぜ悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変わってしまうのか、本当のハゲる原因についてはこちらの記事に詳しく書きましたのでご参照ください。

>>>AGAを知ろう!

このあたりを正しく理解することがまず大切なのです。

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オナニーすると男性ホルモンは増えるの?

ここから本題です。

では、オナニーすると男性ホルモンは増えるのでしょうか?

これに関しては、日本性機能学会という機関の研究結果があります。

これは、「勃起する前」「勃起した後」「射精の直前」「射精している瞬間」「射精した後5分後」で、男性ホルモンであるテストステロンと、下垂体ホルモンのプロラクチン、副腎皮質ホルモンでストレスホルモンとして知られるコルチゾールを調べるという研究でした。

その報告結果では、射精をする前に徐々に男性ホルモンであるテストステロンが上昇し、射精時をピークにして下降するということがわかったのです。

>>>射精は体にいい?日本性機能学会

つまり、オナニーで男性ホルモン(テストステロン)自体は増えるという事です。

んー、じゃあその男性ホルモン(テストステロン)が悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に変わってしまったら、ハゲの原因になってしまうのでは、となりますよね?

オナニーはハゲの原因にはならない!!!都市伝説だった

でもオナニーがハゲの原因になり得るまでのことかというと、そこまでの研究結果(エビデンス)は見当たりませんでした。

また、AGA専門クリニックでもオナニーがハゲの原因であるという因果関係はないときっぱりとお医者さんが説明しています

オナニーによって増える男性ホルモンは、ハゲの原因になるほどの事ではないといったところが真実なのでしょう。

逆に禁欲しすぎると健康に悪いというお医者さんもいます。

医師の岡田弘氏は著書「男を維持する精子力」で禁欲について、精子は生まれ変わっているため、禁欲は精子の質を下げると書いています

そしてまたやりすぎも薄毛にはよくないです。

個人差はありますが、射精1回分の精液に約1mgの亜鉛が含まれているそうです。

亜鉛の1日の推奨摂取量が10mgなので、その約1割が1回の射精によって失われている計算になります。

亜鉛といえば、髪の毛を作る元となる大切な栄養素です。

そこまで気にする必要もないレベルかもしれませんが、やりすぎも注意が必要ですね。

とりあえず、オナニーはハゲの原因ではありませんので、気にする事はありません!

健康な男性の秘め事という事で、安心してしましょう(笑)

  • ハゲる原因は男性ホルモン(テストステロン)にあるのではなく、悪玉男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)にある
  • オナニーで男性ホルモン(テストステロン)自体は増える
  • オナニーによって増える男性ホルモンは、ハゲの原因になるほどの事ではない
  • AGA専門クリニックでもオナニーがハゲの原因ではないと説明している