AGA治療でプロペシアやミノキシジルを使用すると初期脱毛という抜け毛が増える時期があるとよくネットなどで見かけよね?
実際にその抜け具合がハンパない人もいて、ただでさえ副作用にビビっているのに恐怖心があおられます。
私の経験上、初期脱毛は個人差はあれど確かに存在します。
では、どういう仕組みでどの程度起こるものなのでしょうか?
AGA治療、初期脱毛の仕組み
AGA治療を始めると、ほとんどの方に初期脱毛と呼ばれる抜け毛が増える時期が訪れます。
「発毛が目的なのに抜けてしまうなんて、本末転倒でありえないじゃん!」とお思いでしょう。
でも悲しいかな、しょうがないものなのです。
その仕組みをご紹介しますね。
髪の毛はヘアサイクルというもので常に生え変わっています。
AGAは男性ホルモンが悪さをすることで、このヘアサイクルが狂ってきてしまい髪が育たなくなってしまいます。
ヘアサイクルは、成長期、退行期、休止期と繰り返しているわけですが、AGAになってしまうと成長期が短くなってすぐに休止期に入り抜けてしまいます。
そこでプロペシアやミノキシジルなどでAGA治療をして、効果が現れると毛母細胞が活性化して新しい毛が成長してくるので、古い毛は押し出されて抜けてしまうのです。
これが初期脱毛の仕組みなのです。
ちなみに、この古い毛は早かれ遅かれ抜ける運命の毛のため、そんなに気にする必要はありません。
初期脱毛は個人差が激しい
この初期脱毛、とても個人差が大きいです。
実際に私の場合は、そうでもありませんでした。
AGA治療を始めたのが33歳くらいでしたから、年齢のせいもあると思います。
やはり年齢が若い方が回復力もありますので、初期脱毛も激しいのです。
通常の抜け毛本数は多くても100本程度ですが、若い方では300本以上の抜け毛が出る方もいます!
その分、薬の効果が出ていて髪が生えてきているという証拠でもあります。
でもただでさえ薬の副作用日ビビってますから、初期の時期に抜け毛が急増すると怖くなってきて治療をやめてしまう人もいます。
これはとてももったいない事なのですので、ビビってやめないようにしましょう。
初期脱毛の期間は?
初期脱毛は、どのくらい続くものなのでしょうか?
私がクリニックで働いていた経験上、初期脱毛は治療を始めて約1か月以内に起こることが多かったです。
こればっかりは個人差があるものですので、かなり差はあるのが実際のところだと思います。
初期脱毛は誰にでも起こるものですので、抜けたからと言ってビビらないでください。
それは髪が生えてきている証拠ですので、むしろ良い経過でそのまま治療を継続する頃が大切なのです。
・AGA治療を始めるとほとんどの人に初期脱毛は起こる
・初期脱毛は個人差が大きい
・初期脱毛は髪が生えてきている証拠
・初期脱毛は治療を始めて1か月以内に起こる