育毛には亜鉛をたっぷりととる事が大切だって、ご存知でしたか?
亜鉛は必須栄養素の一つで、人間にはなくてはならない成分の一つです。
でもどのくらいとればいいのか?
どんな食べ物でとればいいのか?
注意しなければいけない事は?
なかなかわかりませんよねー。。
この記事では、AGA・薄毛対策に大切な亜鉛について正しい情報をお伝えしますね。
亜鉛ってどんな成分?育毛との関係は?
亜鉛は数百におよぶ酵素タンパク質の構成要素として、さまざまな生体内の反応に関与しています。
そして約2000種類ある酵素のうち約300種類もの生成に関わっている大変重要なミネラルで、以下の働きがあります。
- 細胞分裂の促進
- 血糖値の低下
- タンパク質の合成
- 抗酸化作用
- 味覚細胞の形成
- 免疫活性化
- 活性酸素の消去
- 性機能の維持・向上
- 新陳代謝の促進
うーん、こんなにも重要な働きをしているミネラルが他にあるでしょうか?
この中で髪の成長や育毛に関わるもので重要なのは、細胞分裂の促進、タンパク質の合成あたりですね。
髪の主成分となるタンパク質ですが、ケラチンタンパク質で髪の99%を占めているのですが、このケラチンタンパク質を合成する働きを持つのが亜鉛なのです。
なので、亜鉛が不足してしまうと、髪の成長に直接悪影響が出てしまうんですね。
そして、亜鉛はAGAの原因となる5αリダクターゼを阻害することでDHTの生成を抑制するという研究結果も出ていて、亜鉛の薄毛改善に対する効果が期待大なのです。
亜鉛の育毛効果
- 髪の主成分のケラチンタンパク質を合成する
- AGAの原因であるDHTの生成を抑制してくれる
とりすぎに注意!亜鉛の1日の適切な摂取量は?
亜鉛には育毛の効果が期待できる事がわかりましたが、注意すべき事もあります。
亜鉛は自分自身の体内で作ることはできません。
食事やサプリメントで摂取しなければ、補給できないのです。
また、亜鉛は体への吸収率が非常に悪いと言われています。
最大で30%、平均で5%~15%しか取り入れることができないそうです。
そして亜鉛は一日の推奨摂取量が定められており、その量は男性と女性で異なります。
亜鉛の推奨摂取量は、成人男性で1日12㎎、成人女性で9㎎です。
しかし、実際は多くの人がこの摂取量に達していません。
だからこそ、意識して摂取することが大切なんですね。
亜鉛をとりすぎると副作用がある!!
亜鉛は適量を使った場合は、育毛にも体の健康にもプラスに働きますが、過剰に摂取した場合はさまざまな副作用を引き起こします。
亜鉛のとりすぎによる副作用
- 嘔吐
- めまい
- 脱水症状
- 銅・鉄の欠乏症
- 免疫障害
ちなみに亜鉛の最大摂取量は、男性で40〜45g、女性で30gとなっています。
過剰に摂取してしまうと、抗生物質の効果を防げる効果もありますので、薬を使用している方は亜鉛の摂取を控えましょう。
食べ物から亜鉛を補給する場合は、牡蠣が配合率がトップレベルで100gあたり13.2mgも配合しています。
その次に牛肉などが続きます。
意外なところでは、抹茶やココアなども配合率が高いです。
このあたりは気軽にとれるので嬉しいですね!
また、サプリメントで補給する場合は、様々な亜鉛サプリが出ていますので、配合量をきちんとチェックしてから利用しましょう!
まとめ
亜鉛がAGA・薄毛対策に有効であることを見てきましたが、その重要性について理解を深めることはできたでしょうか?
摂取しにくい成分である事、過剰摂取により副作用が起きてしまう事を忘れないようにしましょう。
なかなか食事だけれは補えない方も多いと思いますので、サプリメントなどで補給するものアリですね。
亜鉛だけで髪が生えてくるものではありませんが、AGA治療薬と併用する事でさらなる効果が期待できます。
このサイトでは終始お伝えしていますが、AGA・薄毛治療は一つの薬などに頼るのではなくトータルでケアする事が何より大切です。
亜鉛を上手にとって、効率的なAGA・薄毛対策をしてくださいね!