薄毛が進んでくると今までの髪型が馴染まなくなったり、望む髪型ができなくなったりしてきます。
美容師さんにも相談しにくいし、あれこれ悩みますよねー。
丸坊主にすれば気にしなくて良い、なんて簡単に言いますが、頭のかたちもあるし躊躇している方も多いのではないでしょうか?
そして、なくなってきた前髪をあっちへやったりこっちへやったり、涙ぐましい努力をし続けます。
うん、その苦労、痛すぎるほどわかります(泣)!
でも今や丸坊主になった僕からすると、早くこっちにおいでよ!と誘いたくなるのです。
やってみたいとわからない事って世間には多いですが、ハゲの丸坊主もその一つです。
やってみる前は、坊主なんて余計に恥ずかしい、周りの人の反応を予想すると、そんな大胆なこと思い切りがつかないよー、なんて思ってませんか?
僕も親から代々の遺伝の薄毛で、30代中頃からハゲ始めてました。
徐々に頭頂部から髪が少なくなってきて、通勤時に階段や座席の上からの視線が気になったり、風や雨に敏感になったり、髪のせいで卑屈になってきている自分に気づきはじめました。。
ちょうど結婚適齢期もすぎて、結婚できないのはハゲのせいかも?、なんて自信のなさをハゲのせいにしてみたり。。
いつの間にかウジウジと悩むようになってしまったのです。
その後、髪を生やすべく育毛シャンプーも使った、育毛剤も買った、それもいくつもいくつも。。
おしゃれに気を使っている風情で帽子もかぶるようにもなっていった。
そして、ついに35歳の時に「薄毛をこれ以上気にしたくない!」「こんなウジウジした自分とはおさらばだ!」と思いきって丸坊主にしたのです。
僕の場合は、姑息にも丸坊主の恥ずかしさが目立たないようにアゴ鬚も同時に伸ばしました。
で、やってみて思ったのは、案外、周りの人は驚かなくて、「さっぱりしたねー」「イサギいいねー」とかいうポジティブな言葉が返ってきました。
また、それからはあれほど気にしていた他人の視線も不思議と感じなくなってきたのです。
自分でもさっぱりとして気持ちの整理もついて、少しかっこよくなったような気さえしてきました。
やっとハゲ頭から自由になった!そんな風にも思えました。
でも他人の大多数はそんなに自分のことを気にしてない!それが正解だということもわかりました。。
そして、何より変わったのが「ハゲから逃げていない、卑屈じゃなくなっている自分」という実感でした。
前から薄々感じてはいましたが、女性はハゲが嫌いなのでなくウジウジとハゲを気にする男が嫌いなのだという事も潔く丸坊主にしたことでわかってきました。
今でもハゲを隠すような髪型を頑張ってしている人を見ると、「それ、わかるぞー、でも早くこっちにこいよ!」って思ってしまいます。
コソコソしなくていいよ!丸坊主は楽だし、簡単に自信が蘇るよって。
そう、それは「ハゲの人」じゃなくて「丸坊主の人」になる、他人からの視点の大転換だったのです。
また外人のように味のある丸坊主の人は、見渡すと案外多いものです。
自分も内面で勝負できる大人の男になってやるぜ!っていうポジティブな意気込みも生まれてきました。
ハゲの問題って、いかに自分の気持ちや自信を左右しているかが丸坊主にして改めて痛感した次第です。
あなたも丸坊主にしてみませんか?
節約した散髪代で月に1回は飲みにいけますしね!
でもいきなり丸坊主はちょっとなー、と戸惑っている方はまずはおでこを出して見てはいかがでしょうか?
この前、NHKのクロ現でも「コンプレックスを武器に〜ボディポジティブ〜」なんて特集やってましたので、ご参考までに!