「もしかしたら自分、AGAかも?」とお悩みではありませんか?
最近、髪の毛のボリュームが気になるようになってきたけど、これがただの薄毛なのか、はたまたAGAなのかわからずにお悩みの方はとても多いかと思います。
そこで今回は、AGAかどうかをセルフチェックできる簡単な自己診断の方法をご紹介していきます。
今すぐあなたもAGAのセルフチェックをしてみましょう!
Contents
AGAではどのような症状が出る?
AGAになった場合、以下のようなパターンで薄毛が見られます。
- 生え際が後退してきている
- 頭頂部が薄くなってきている
- 生え際と頭頂部の両方が薄くなってきている
このような脱毛があった場合は、AGAの可能性がとても高いです。
一方で局所的に抜け毛が発生している場合には、円形脱毛症などの疾患の可能性があります。
生え際や頭頂部が気になりだした方はAGAを疑ってみましょう。
AGAは自宅で自己診断ができる!セルフチェックをしてみよう
AGAになると現れる症状は、生え際の後退や頭頂部の薄毛です。
これらの症状が出てくるとAGAである可能性が非常に高いといえます。
さらにAGAかどうかを自己診断する上で大切なポイントを4つご紹介します。
ぜひこれを見ながらセルフチェックしてみましょう。
家族に髪の毛が薄い方がいる
「父親がはげているから、自分も将来はげるかも?」なんて心配しながら過ごして来た方もいるでしょう。
多くの方がすでに知っているかもしれませんが、薄毛は遺伝します。
とくにAGAは約25%の確率で遺伝するといわれており、父親がAGAだった場合、息子4人のうち1人はAGAが遺伝してしまうのです。
ちなみに、母親と父親どちらの遺伝子からよりAGAが引き継がれやすいがご存知ですか?
答えは母親からです。
AGAの遺伝子はX染色体に乗って遺伝するため、母方の祖父が薄毛だとAGAは遺伝しやすいと言われています。
母方の父親が薄毛の場合は要注意というわけです。
AGAの原因はジヒドロテストステロンという男性ホルモンです。
男性ホルモンのテストステロンに5αリダクターゼという酵素が働くことにより、ジヒドロテストステロンが生成されます。
この5αリダクターゼの活性がどれだけ強いかが遺伝によって決まってしまうのです。
もちろん5αリダクターゼの活性が強いほどAGAが進行しやすくなります。
ジヒドロテストステロンはアンドロゲンレセプターという受容体にくっつくことで効果を発揮するのですが、このアンドロゲンレセプターの感受性もAGAの原因の1つです。
感受性が高ければ高いほどAGAは進行しやすくなります。
もちろんアンドロゲンレセプターの感受性も遺伝によって決まってしまうものです。
このように、AGAは遺伝の要素も大きく関わっているため、家族に髪の毛の薄い方がいるかどうかというのはAGAを自己診断する上で大切な要素となります。
父や祖父が薄毛の場合は、ご自身もAGAの可能性があるので要注意です。
抜け毛の量が増えてきている
抜け毛の量が前よりも増えてきていたら、それはAGAの前兆かもしれません。
抜けた髪の毛の先端が細くなっていたら特に注意してください。
先端が細くなっている抜け毛が、抜けた髪の毛の量の3分の1を占めていたら、AGAの可能性があります。
- お風呂で髪の毛を洗うと、手に大量の髪の毛がついている
- 朝起きたら枕元に髪の毛がたくさん落ちている
このような経験がある方は、注意が必要です。
お風呂で髪の毛が大量に抜けてしまって、ショックを受けたことがある方は多いでしょう。
「いつもより多い抜け毛」はAGAのセルフチェックに見逃せないサインです。
とはいえ、健康な方でも毎日抜け毛はありますよね。
ではどれくらいの本数が抜けると「抜け毛が多い」ということができるのでしょうか。
実は、健康な方でも1日に50本~100本ほどは抜けます。
もともと髪の毛の量が多い方ですと200本近く抜けることもあります。
ちなみに年間を通して9月から11月は「抜け毛シーズン」とも言われており、この時期はいつもよりも抜け毛の量が多くなります。
量でいうと、いつもの倍くらいは抜けてしまいます。
一般的な抜け毛の本数の2倍くらい抜け始めると、抜け毛が多いということが多いです。
つまり1日の抜け毛が200本以上、抜け毛シーズンにおいては400本以上抜ける場合は抜け毛が多いといえます。
余談にはなりますが、抜け毛の毛根が白いものと黒いものがあるのを不思議に思ったことはありませんか?
毛根全体が白いもの、全体的には黒みを帯びているけど先端が白いものは自然に脱毛した髪の毛です。
AGAなどの異常な脱毛によって抜けたものではありません。
一方で毛根が全体的に黒いものは、自然な脱毛ではなく、AGAのような異常脱毛である可能性が高いです。
毛根の色もAGAかそうでないかを見分けるヒントになります。
髪の毛が細くなってきている
抜け毛の量も大事ですが、AGAの自己診断をするにあたり髪の毛の太さも確認する必要があります。
髪の毛の本数は変わっていないけど、髪の毛がどんどん細くなっているパターンもあるのです。
髪の毛の本数が同じでも、1本1本が細ければそれだけ薄く見えてしまいますよね。それに髪の毛が細くなっていくことは、AGAの前兆としても見逃せないサインです。
髪の毛が細くなっているかどうかを確認する方法はとても簡単です。
自分の髪の毛を1本手に取ってください。
今までに比べてハリはありますか?コシはありますか?持ったときにフニャっとなっていませんか?
ハリやコシ、弾力のない髪の毛は細くなっている可能性があります。
クリニックではどのようにAGAを診断するの?
AGAは自己診断が可能です。
とはいえクリニックに行った際にどのようにAGAの診断をしているのか気になりませんか?
いくらセルフチェックできるとはいえ気になるところでしょう。
実はクリニックに行っても先ほど紹介したような「家族にAGAの人がいるか」「髪の毛の本数が減っていないか」などを確認するだけのところが多いです。
中には遺伝子検査キットを使って、AGAの遺伝子を持っているかどうかを調べてくれるクリニックもあります。
ただし、まだまだ精度は低いようで、完全にAGAの症状の人でもAGAではないという結果が出たりしているそうです。。
ということで、クリニックの検査内容もそこまで大掛かりなものではないんですね。
逆にいえば、だからこそ自己診断も可能ということです。
AGA自己診断のまとめ
最近抜け毛が気になる、もしかしたらAGAかもしれないと不安な方は、ぜひここで紹介したセルフチェックをしてみてください。
難しい知識や道具を使うことなく、誰でも簡単に自己診断が可能です。
自己診断の結果「自分はAGAかも?!」と思った方は早めに治療を始めましょう。AGAは放っておいても症状が進行するだけで決して治りません。
セルフチェックをして早めの治療を始めることが肝心です。
- AGAは遺伝するため、親族にAGAの方がいる場合は要注意
- 遺伝だけでなく生活習慣も毛髪に影響する
- AGAかもと思ったら早めの治療が肝心